2017年 東京都議会議員選挙

選挙区解説

直近3回の選挙では、東京・生活者ネットワークが議席を確保し、この地域で一定の支持基盤を持っていることが伺えます。

自民党現職・高椙健一氏は、国分寺市議2期・都議の経験、多摩地区のまちづくりなどをアピールし、2期目を目指します。

民進党元職・興津秀憲氏は、電機産業の労働組合からの支援を中心に、前回失った議席の奪回を目指します。興津氏は、三多摩地区のものづくり産業の活性化のため金融機関との連携や販路拡大などを訴えます。

東京・生活者ネットワーク現職・山内玲子氏は、都民ファーストの会の推薦も得て3期目を目指します。また、共産党は、山内氏が豊洲への移転反対を訴えていることなどから候補者擁立を見送り、山内氏を支持します。共産党の直近3回（13参、14衆、16参）の国政比例票は、1万3000票～1万5000票超です。山内氏は、環境・エネルギー問題、子ども子育て政策の充実などを訴えます。

都民ファーストの会は、去年の都知事選挙で小池百合子氏が獲得した4万票余の党勢を議席獲得に結びつける考えで、弁護士で新人・岡本光樹氏を擁立します。

公明党は国政比例票で7800票～9000票弱を獲得していて、公明党支持層の態度決定が各候補者に影響を与えそうです。

（6月23日 18時更新 ライター・選挙アナリスト 平木雅己）

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投票日に仕事や用事がある方は 期日前投票 ができます

選挙前でも当日と同じ方法で投票できる制度です。

「選挙当日に仕事がある」「遊びに行く予定がある」などどのような理由でも、決められた期間中であれば期日前投票ができます。期日前投票の手順は以下の通りです。

（1）期日前投票所に行く

自分が選挙人名簿に登録されている区市町村の期日前投票所に行きます。

※事前に手元に届いている入場券がなくても身分証明証があれば投票できます。

（2）投票用紙をもらう

宣誓書兼請求書に必要事項を記入して投票用紙をもらいます。

（3）投票する

投票記載台で投票用紙に記入し、投票箱に投函します。

■いつから投票できるの？

6月24日から7月1日までの間です。

■いつ・どこで投票できるの？

基本的に午前8時30分から午後8時まで、区役所・市役所・町村役場などで投票できます。また、土曜日や日曜日も投票できます。ただし時間や場所は自治体によって異なる場合もありますので、詳細は各選挙管理委員会へお問合せください。

期日前投票所マップはこちらから（Googleマップが開きます）

なお、期日前投票所についてのお問合せは各選挙管理委員会へお問合せください。